初めての方へ
二子玉川女性のクリニックは悩める女性が気兼ねなく受診できるクリニックです。
初めて病院を受診する際は誰もが少なからず不安になることと思います。
当院ではその不安を最小限にできるように、また受診することでホッとできるようなクリニックとなれるように、親身な問診と丁寧な診察、痛みの少ない検査を行う様に注意しています。
できるだけお待たせすることなくお話しできるように、事前に予約(Webまたは、お電話)とWeb問診の入力をお願いします。しかしながら、悩み事や症状によっては説明に時間が掛かる場合があります。待ち時間が長くなってしまう事があります。
できれば受診前後に予定を入れずに精神的に余裕をもってご来院ください。
診療の流れや内容について以下に説明していますが、心配なことやご不明な点がありましたら
遠慮せずご相談ください。
持ち物
初診の方
- マイナンバーカードもしくは健康保険証
- お薬手帳
お持ちの場合
受付でお渡しください。
- 紹介状
- 検査結果
- 基礎体温表
再診の方
- マイナンバーカードもしくは健康保険証
- 診察券
診察の流れ
1まずはご予約ください
2受付
再診の方は診察券もお願いします。
検査結果や紹介状がある方も提出してください。
3検査・診察
診察室では問診票を確認しながらお話しを伺います。
(症状や問診票の内容により、診察室にご案内する前に体重測定や尿検査、血圧測定等を行うことがあります。)
必要があればその後、内診台での診察を行います。なるべくリラックスして下さい。
当院では女性医師が診察を行いますので、不安がある場合や痛みが強い場合は遠慮なくお声がけください。
診察前にスタッフにお声がけいただいても構いません。
4診察結果のご説明
診察から考えられることや今後の治療の流れをご提案し、患者様と話し合いながら方針を決めます。
精密検査やがん検診は約2週間、おりものや血液検査は約1週間結果が出るまで掛かります。
再診はその期間を踏まえて予約をお願いします。
5お支払い
診察終了後、待合室に移動して下さい。その後受付で会計をしていただきます。
当院は現金とクレジットカード(MASTER・VISA・JCB・AMEX・DINERS)、PayPayに対応しています。
自費診療の診察料金について
自費初診料 3,000円(税込)
自費再診料 1,000円(税込)
上記が別途かかります。予めご了承ください。
診療内容
婦人科
当院では女性医師が診療しますので、ご安心ください。
婦人科検診や、月経のトラブル、陰部のかゆみやおりもの、ホルモンバランスによる体調不良、妊娠・避妊の相談、性感染症など、女性の特有の体の不調は、
一度ご相談ください。
疾患が原因の場合は早めの治療が大切です。
日帰り手術について
流産手術(保険診療)
当院は流産の日帰り手術に対応しております。保険診療で手術が可能です。
流産してしまった際(胎児の心臓が停止してしまった場合も含みます)に、速やかに妊娠できる状態に戻すために
子宮内の胎児や胎盤などを取り出す「子宮内容除去術」を行います。
ただし、進行流産で子宮内の組織がすべて出てしまった場合は手術を行わずに経過観察をします。
手術では麻酔により眠ったような状態で行い、痛みを最小限に抑えて手術を行います。
中絶手術(自費診療)
(妊娠10週まで)
妊娠したかもしれない方は、まずは本当に妊娠しているか、そして正常な妊娠なのか確認することが大切です。
一人で抱え込まずに、まずは当院に足を運んでみてください。市販の妊娠検査薬で妊娠が分かった時や月経が来ない時は、
出産するかどうか迷っていてもすぐに病院を受診してください。
妊娠週数によって中絶手術の費用や身体への影響は変わります。手術の混雑状況も考慮して、妊娠9週までには手術するかどうか
決断するようにお願いします。11週を過ぎている場合、当院では手術できません。
産科
患者様により近い存在としてママと赤ちゃんの健康をサポートします。
当院では女性医師が診療しますので、ご安心ください。
妊婦健診では4Dエコー検査を導入しています。興味がある方はお気軽にお尋ねください。
妊娠に対する不安や心配を解消しながら、妊婦さんの管理やそのご家族様も
サポートしていきます。
心臓血管外科
高血圧や高脂血症などの治療から下肢静脈瘤の治療・手術までお任せください。
当院では日本心臓血管外科専門医による治療を行っています。
心臓血管術後外来
当院は関東中央病院及び近隣の大学病院等と連携し、心臓血管外科術後のアフターケアにも対応しています。
治療・外来
- 下肢静脈瘤の日帰り手術
- 心臓血管術後外来
よくある質問
婦人科
婦人科で診てもらえる疾患は
どんなものですか?
女性の身体は繊細で、年齢にあわせてホルモンの量が変わることなどで様々な変化があります。
婦人科はその変化の中で出てくる疾患や不安なことなどを診断して治療します。
貧血や肩こりなども女性ホルモンが乱れることで発症することもあるので、まずは婦人科に相談してください。
婦人科で異常がなかった際は、専門の科をご案内します。 女性だけにある器官の疾患の代表例は以下の通りです。
卵巣・卵管 の疾患 |
卵巣腫瘍、卵巣がん、卵巣嚢腫、卵巣炎、卵巣機能不全、卵管炎など |
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子宮 の疾患 |
子宮内膜症、子宮内膜炎、子宮がん、子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、子宮腟部びらんなど |
外陰 の疾患 |
外陰潰瘍、外陰掻痒症、外陰炎など |
腟の疾患 | 腟炎など |
婦人科を受診すべき症状は
ありますか?
日常生活では以下に注意してください。
不正出血 | 月経(生理)以外にある不規則な出血 |
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月経(生理) の異常 |
正常な月経周期は25〜38日です。正常な月経期間は3〜7日です。 上記から外れる場合は月経の異常が考えられます。 また普段の生活を送ることに問題があるような痛みや量の多さがある場合も 月経(生理)の異常と考え治療が必要となることがあります。 |
外陰部 のトラブル |
外陰部が痛い、赤くただれる、しこりがある、かゆいなどがあります。 |
おりもの のトラブル |
通常はほぼ無臭で無色透明〜白(多少の黄まじり)です。 においが気になる、白いボロボロとしたおりもの、濃い黄色や緑色のおりもの、 出血が混じるおりものなどの時はご相談ください。 |
お腹の痛み | 子宮や卵巣、卵管の疾患によってお腹が痛む場合があります。 |
婦人科の診察に不安や抵抗感が
あります。
当院の産婦人科診療は女性医師が診療しますので、ご安心ください。
「病気が見つかったら怖い!」という思いは誰もがあると思います。
しかし、気になる症状や不安を放置しておくことで症状や病気が悪くなったり、心配事が増えてしまうことがあります。
受診によって不安が解消されたり、疾患が見つかったとしても早急に治療に繋がることが大切と考えます。
特に30歳以上の女性は1年に1回、定期的に婦人科の検診を受けることをお勧めします。
婦人科ではどのような検査を
しますか?
初診の患者様には、問診や内診、超音波検査をします。患者様に合わせて以下の検査も行います。
尿検査 | ホルモン分泌の程度や、血液やタンパク質、白血球、細菌の有無を調べます。 |
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血液検査 | 貧血、ホルモン、がん細胞がないかなどを調べます。 |
細胞組織検査 | 子宮頸がんや子宮体がん、子宮内膜増殖症の検査をします。 |
内診では何をしますか?
腟からの診察で、外陰部、腟、子宮、卵巣、卵管、お腹の中の状態の確認をします。
下着を取った状態で椅子状の診察台に座ると自動的に台が動き、足が開いていきます。
その後医師がお腹と腟から指をあて診察をします。
必要であればこの状態で腟からの超音波検査やおりもの検査、がん検診などを行います。
内診が恥ずかしいです。
婦人科系の疾患において内診は非常に大切です。
当院では女性医師が診療を行いますので、安心してご来院ください。
お子さんや性交渉の経験がない方、高齢の方など腟からの診察や検査が困難な場合があります。
そのような場合や、診察中痛みが強い場合などには配慮して行いますので、お伝えください。
場合によってお腹や肛門からの超音波を行います。
検査費用は保険が適応
されますか?
多くの検査は保険適用です。
しかしながら、健康診断やブライダルチェックなど一部検査は自費診療となりますので、確認のために一度お声がけください。
婦人科で手術すべきケースは
ありますか?
年齢や妊娠希望の有無、病状の進行度によって手術が必要かどうかは異なりますが、主に以下のような疾患が挙げられます。
入院を伴う手術を行う際は、提携先の総合病院をご紹介します。
卵巣腫瘍 | 大きな腫瘍や悪性腫瘍が疑われる場合 |
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子宮筋腫 | 大きさや症状によって手術適応かどうかは異なります。 筋腫がかなり大きい場合や月経量が多い、痛みが強い、便秘や腰痛が強いなど症状がひどい場合は手術を考えます。 |
悪性の腫瘍 | 子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)、卵巣がん、卵管がん、腟がん、外陰がんなど |
子宮内膜症 | 症状の強さや卵巣内膜症性のう胞(チョコレートのう胞)の大きさ、年齢などで手術が必要かどうか判断します。 正常な部分の卵巣を残し卵巣腫瘍のみを取り出す手術や、子宮の腫れ(子宮腺筋症)がひどい場合は 子宮ごと取ってしまう手術などがあります。 |
その他 | 卵巣の腫瘍が捻じれている(卵巣腫瘍茎捻転)場合や子宮外妊娠などがあります。 |
ピル(低用量ピル)はどのように
使いますか?
ピル(低用量ピル)は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが含まれたお薬です。
①排卵を抑え②子宮内膜の増殖を抑え③子宮の入り口の粘液を変化させ精子が子宮内に入りにくくすることで高い避妊効果をもたらします。
一般的に、3週間は毎日内服し、その後1週間お薬を中断するという28日を1周期として使用するお薬です。
ピルの内服により、月経周期が整う、月経量や月経痛が減る、PMSが軽くなる、ニキビや多毛が改善される、
卵巣がん・子宮体がん・大腸がんになりにくくなるなどのメリットがあります。
ピルを飲む時の注意点は
ありますか?
お薬の量や飲み方は医師の指示を守って内服することが大切です。
元々のご病気などでピルを使用できない場合もありますので、事前に必ず受診いただき確認が必要です。
またコンドームとは違い、ピルでは性感染症やエイズから身を守れません。
近年、不特定多数の方と性交渉して望まない妊娠や性感染症に罹ってしまう女性が多くなっています。
信頼できるパートナーとだけ性交渉するようにしてください。
ピルの副作用が不安です。
ピルの副作用には、不正出血や乳房痛、吐き気、片頭痛、イライラ、性欲減少、むくみ、腟炎、血栓症、肝機能障害などがあります。
副作用が起きた時には主治医に教えてください。様々な種類のピルがあるので使い分けることで副作用が起きなくなることがあります。
また、ピルによってがんが発症しやすくなることはありません。
婦人科の疾患を予防するために
すべきことはありますか?
規則正しい生活をするとともに、以下のことに注意してください。
ストレス解消:
カラオケや友達と話す、スポーツや趣味など自分に合うストレス解消をしてください。
婦人科のかかりつけを見つける:
女性の不安や身体の気付きを気軽に話せる婦人科のかかりつけを職場や家の近くに作ってください。
年に1度、婦人科で定期検診:
特に30歳以上の方は定期検診をして健康状態を確かめてください。
適度な運動:
基本的な体力をつけ、気分転換もできます。
排卵日頃に排卵痛がありますが
問題ないですか?
排卵痛の原因は不明なことも多く、診察しなければ分かりません。
クラミジアや子宮内膜症などで卵巣の周りが癒着すると排卵痛が起こる場合もあります。
これら疾患による排卵痛の場合は適切な治療により痛みが改善されることがあります。
また、ホルモンの影響で排卵前はおりものの量が増えますが、臭いや色が不安ならば一度受診をお勧めします。
不正出血が続いていますが
大丈夫ですか?
不正出血の原因として、子宮頸管ポリープ、子宮内膜ポリープ、子宮頸がん、子宮体がん、子宮筋腫などがあります。
不正出血を認めた時はぜひ一度受診されることをお勧めします。
ブライダルチェックは何を
しますか?
検査内容は希望により変更が可能ですが、子宮頸がん検査、子宮体がん検査、子宮卵巣超音波検査、性病検査、基礎ホルモン(E2、LH、FSH、FT4、TSH、テストステロン)検査、AMH(卵巣予備能ホルモン)検査、肝炎検査などです。
産科
生理が遅れていますが、
自分でした尿検査では妊娠反応がでませんでした。なぜですか?
市販の妊娠検査薬で陽性となるのは、排卵日から16日目以降です。
また、高体温期に注射やお薬を使用している時や、予定より排卵が遅い時には生理が遅れることがあります。
妊娠の可能性がありますが、風邪薬などはいつまで飲めますか?
妊娠した可能性がある時は市販薬を飲まずに受診し相談されることをお勧めします。
本日、妊娠反応が陽性でしたが、
高温期間の注射やお薬の影響はないですか?
内服薬では影響しないことが多いのですが、注射等治療を受けた際の主治医に一度確認されることをお勧めします。
hCGの注射では最後に投与してから長くて約10日間影響することがあります。
4Dエコーはできますか?
当院では4Dエコーに対応しています。立体的な3D画像がリアルタイムで動く4D動画です。
不妊治療中、風邪薬はいつまで
飲めますか?
多くのお薬は妊娠初期まで飲めますが、市販薬に関しては医師に相談して下さい。